製薬業界に転職。面接担当者がしてくる質問の真意は?

転職の面接での応酬は、自分のペースに引き込んで、喋りやすくするのが勝負どころ。

未経験で転職というマイナスポイントをプラスに転換できる舞台です。

・転職希望の理由。

素性と意欲を知りたい。

製薬業界への転職希望者で、しかも未経験者を募集するとなれば、募集した会社とはいえ、面談する相手は雲をつかむような存在です。

履歴書には書いてあっても、転職の面談にきた本人がどういう意志をもって臨んでいるのかを知るために、いくつかの質問を用意しています。

1つめは「応募者のやる気と性格を知るための質問」、2つめは「コミュニケーション能力・協調性を確かめるための質問」、3つ目は「自社の社風とか方針とのマッチングを見極めるための質問」です。

・どう回答すれば自分のペースを作れるか。

上記のうちでとくに大事なのは、1つめの「応募者のやる気と性格」です。

「なぜ弊社への転職を希望されましたか?」などと聞かれたら、自分は未経験ではあるけれども、大学では××を専攻しており、製薬業界への就職は長年の夢だった。

御社には、自分がやりたい事業や研究がいくつかある」と答えましょう。

このように答えると、「やりたい事業や研究とは何ですか?」と必ず返してくれます。

このように自分が答えたい方向に向けて回答すると、話が充実し好感度も増します。

・未経験者で転職希望というのは、通常なら2つとも不利なポイントです。

自分を具体的に紹介できるような話法を考えておきましょう。

一問一答で話が途切れてしまうようでは、面談にきた意味が消滅してしまいます。

未経験でもやる気はある、やりたいことがある、あなたの会社と製薬業界に必ず貢献できる人間だということを印象づけるのが面談の目的です。

頑張りましょう。

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未経験で製薬業界に転職して、過重労働になるのでは?

高給優遇で安定性が高い製薬の世界に、憧れを抱いて転職する人は多くいます。

しかし転職者が多い反面、失望・挫折して離職する人の数も・・・・。

熟慮が求められます。

・製薬系はつねに多忙で人材不足の業界。

過重労働とかサービス残業とか、社会問題化しているニュースの中で、いまもっとも多く取り上げられている話題です。

たしかに製薬系は残業の多い業界の1つで、その実態はまだ表に出てきてはいません。

たとえば製薬業界の中で働くMRやMSなども治験の現場と深く関わっており、多忙な時期にあってはMRが治験コーディネーター(CRC)のアシスタント役を買って出るようなケースもあります。

・“過重”になりがちな未経験のポジション。

「未経験でも可」という募集要項の中には、いくつか具体的な職種が書かれてあったと思います。

どの職種であっても過重労働の可能性は付いて回りますが、できる限りそこに書かれてある労働条件などから、現実はどうなのかを読み取りましょう。

福利厚生や年俸・給与の額などからも、過重傾向の職種かどうかがわかります。

想定外に高給優遇の職種は、残業が多く過酷な環境であることが多いです。

・未経験でも可能ということは、アシスタントで入社してキャリアを積むということ。

何を大事にするか、三者択一の考えどころです。

製薬業界にもいろいろな職種があると思いますが、「未経験=アシスタント」となれば多少の過重労働は免れません。

転職者として自分は何を求めているのか。

ゆとりある時間の暮らしか、製薬関係のキャリアか、あるいは何かを犠牲にしてでも欲しい高給か・・・・。

しっかり考えてみましょう。

同じ製薬会社への転職で自分の目標はどこまで具体的に示すべき?

前職と同じ業界から新しい製薬会社への転職だとしたら、募集概要にある「転職者」と「未経験者」の意味が不明なままの面談になります。

一歩引いたところで面談に臨みましょう。

・自分の希望や目標を語る前に会社のいまを知る。

製薬会社への転職活動についてですが、転職者本人の目標は、細かく具体的で構いません。

ただし「自分の目標はこうだから、こういう部署じゃなければ」というように言い切るものではありません。

自分の希望よりも先に、転職者・未経験者採用の理由を聞かせてもらいながら、その会社のいまがどのような状況にあるのかを教えていただきましょう。

・転職先の会社が求めているキャリアとは何か?

まず転職先の会社がどんなキャリアとスキルを求めているのか、それを知ることが大事です。

募集要項などでわかっていたら、自分が応募者としてふさわしいかを精査しましょう。

マッチングしていたら発言すべきですし、そうでなければ一歩引いて、「自分のキャリアを生かして××の部署で働きたいが私には過分でしょうか」などと控えめに訊ねてみるのが正解です。

・いますぐには希望通りの配属にならなくても、まず未経験の部署でも懸命に働いてみれば将来は開けます。

希望と違えば「何のための転職か」と思うかも知れませんが、希望を知ったうえで配属された部署であれば、いずれは希望に適った部署に配置転換される日がくると思います。

転職先の会社で必要とされる力がそこにあるなら、ひとまずは身を置いてもいいのではないでしょうか。

製薬の世界で、これまでとは違う経験を積んでいくことは、大きな成長の糧になることでしょう。

新薬の開発ラッシュで、未経験者の転職はむずかしくなる?

新薬の開発ラッシュであってもなくても、未経験者の転職は昔から狭き門です。

将来を心配するより、機が熟しているなら早く転職すべきです。

・現代の製薬ラッシュは10年前の成果物。

新薬の開発ラッシュといいますが、新薬の開発は簡単にできるわけではないので、いまラッシュを迎えているとしたら、10年近く前からの研究が実った成果物ということになります。

今後未経験者の転職はよりむずかしくなるか?その可能性は十分にあります。

ただし製薬は製薬でも、MRのような職種であれば、転職者でも未経験者でも、関連するフィールドは広がっています。

・製薬関係と異聞はどこでマッチングするか。

転職希望者が異なる業界に転職する場合、真っ先に確認すべきことは、転職先の製薬関係の会社と自分の経歴がマッチングするかという店です。

ある意味で転職はカード合わせのようなものですから、自分のキャリアを役立てられる会社であることが大事です。

未経験者の転職など昔からむずかしいものです。

そうした心配より、どのような自分であれば会社に貢献できるかを考えましょう。

・転職希望である自分が、製薬関連業界の今後や転職事情の将来を心配しても無意味です。

マッチング策に集中しましょう。

昔も今も。

製薬関連への転職は狭き門です。

だからといって未経験者の自分が尻込みする必要もありません。

いままで他業種で培ってきた自分の武器や専門分野の面白さ、醍醐味について積極的に語ってみましょう。

製薬会社への転職で未経験者がもっておくべき業界の認識は?

製薬会社は即戦力を求めています。

転職者なら補強要員です。

しかし“未経験でも”となると疑問が湧いてきます。

自分の気持ちを素直にぶつけてみましょう。

・業界の様相と製薬・会社のテーマとは。

製薬会社へ転職する際に、たとえ未経験者でももっておくべき認識には3つのポイントがあります。

1つはM&Aも含めて、製薬業界はいまどんな状況にあるかということ。

2つめは未経験である自分に、転職先の会社から何が求められているのかということ。

そして3つめは2つめとリンクしますが、会社にはどのようなテーマがあって、自分はどんな会社貢献ができるかということです。

・未経験の自分を面談する理由は何なのか。

未経験者であっても製薬会社が面談に応じるということには、それなりの理由があります。

まして転職者なので、普通に考えると自分を採用する会社側のメリットなど何もないはずです。

ネットにある応募要項だけでは見えてこないものをつかむ努力もしておきましょう。

そして自分のこれまでの経歴や専門分野でのキャリアなども見直しておく必要があります。

面接担当者は、そこから「あなたは弊社で何をしてくれるか?」といった質問をしてくるはずです。

・自分がしたいこと、転職に至った理由などは短く答えましょう。

こちらから「どんな人材を求めているか」を聞くのも効果的です。

一方的に答えたりしゃべったりするだけでは熱意は伝わりません。

転職者・未経験者の自分がなぜ面談に応じさせてもらえたのか、どんな人材を欲しているのかなど、こちらから質問していくことで、熱意も決意のほども伝わるものです。